遂にCentOSのインストールが完了!


椅子に深く掛け直した私は、隣で見守るプレ美さんと共に「Oracle VM VirtualBox」を起動し、「仮想マシンの作成」で必要なメモリーサイズを規定通り1024MBにしました。

そして、CentOSを立ち上げ、昨日フリーズした「インストールの概要」もスムーズに設定し、ウィンドウ右下の「インストールの開始」ボタンをクリックしました。

メモリーサイズの変更
メモリーサイズの変更

インストールの開始
CentOSのインストール開始

するとウィンドウが切り替わり、インストールの進捗状況を示す青色の横棒がのろのろと、けれども着実に伸びていきました。

「ふぅ」

一息つき、背もたれに丸い背中を預けました。この課題もいよいよ佳境です。

インストール中の画面
CentOSをインストール中

待つこと数10分。やっとこさインストールが完了し、「再起動」をクリックしました。

CentOSの再起動
CentOSの再起動

すると、CentOSが再起動し、漆黒の画面から「OSログイン」ウィンドウが浮き出ました。

パスワードを入力し、手のひらが熱くなるのを感じながら、「サインイン」をクリック。

時にサンドバックのように連打されうるマウスの左ボタンが、この時ばかりは、ATMから現金を下す際に押す「確認」ボタンの如く、重厚さを感じました。

CentOSへのサインイン
CentOSへのサインイン画面

「おぉ」

サインインして驚きました。何てったってディスプレイの中に、もう1つ別のディスプレイが出現したのですから。

また、お目見えしたそれは、スカイブルーやインディゴブルーが混ざり合い、絞り染めの様な波紋を描いていました。

そして何よりこの色合いが、昨日食べた、あのやたら歯にくっつくお菓子のパッケージにそっくりです。
そこで、

CentOSのデスクトップ画面
CentOSのデスクトップ画面

「『セントス』の画面って『メントス』の袋の色みたいですね」

とつい口走ってしまいました。その直後、目を丸くしたプレ美さんから、

「『セントス』って言わないでください。これは『 CentOS ( セントオ―エス ) 』と言います」

との訂正が入りました。

わぁ、どうしよう。誤った読み方のまま2日間も作業をしていたなんて――。

恥ずかしさの余り思わず、額に手を当てました。ペチッと、いい音がしました。

「お客様の前で言わなければ、大丈夫ですよ」

プレ美さんはフォローを欠かしません。

そんなこんなでお昼休みを告げるチャイムが鳴る頃、初めての実習が修了しました。

<第1回ようやく完結! 第2回もあるかな?!>

登場人物プロフィール

IT未経験新人サリ子
サリ子(2X才)
都内私大文系卒。大学卒業後、数年間サービス業に従事。この度当社に中途入社。
IT経験:
未経験、知識ゼロ
入社時のITスキル:
Microsoft Office Specialist (Word, Excel, Power Point)
配属先:
システム技術部


新人教育担当プレ子
プレ美(3X才)
中途入社6年目、当社で育休・産休を取得。
現在、在宅ワークで勤務中。週に2日、本社に来てサリ子の面倒を見てくれる。
IT経験:前職はインフラSE、当社ではWeb開発。
IT未経験新人サリ子
サリ子
(2X才)
都内私大文系卒。大学卒業後、数年間サービス業に従事。この度当社に中途入社。
IT経験:
未経験、知識ゼロ
入社時のITスキル:
Microsoft Office Specialist (Word, Excel, Power Point)
配属先:
システム技術部


新人教育担当プレ子
プレ子
(3X才)
中途入社6年目、当社で育休・産休を取得。
現在、在宅ワークで勤務中。週に2日、本社に来てサリ子の面倒を見てくれる。
IT経験:前職はインフラSE、当社ではWeb開発。